たちいちの使い方
軸を決めて、参加者がスマートフォンから自分の立ち位置を投票するツールです。2つの軸で位置を選ぶ「四象限」と、1本の線の上で位置を選ぶ「1軸」の2つの投票のしかたがあります。結果はマップにリアルタイムで集まります。
進行役の方へ
1. ボードをつくる
トップページで、次の項目を入れて ボードをつくる を押します。
- お題:何について立ち位置を聞くか(40文字まで)
- 投票のしかた:「四象限」は、横と縦の2つの軸の上で位置を選びます。「1軸」は、左右の言葉を両端にした1本の線の上で位置を選びます。「AとBのどちらに近いか」だけを聞きたいときは1軸が向いています
- 横の軸:左と右の言葉(それぞれ12文字まで)
- 縦の軸:上と下の言葉(それぞれ12文字まで)。四象限のときだけ入れます
- この端末で投票を受け付ける:1台の端末を参加者に順番に回して投票してもらうときにチェックします。くわしくは「1台の端末で投票を受け付ける」を見てください。チェックすると、匿名で、前後で比べないボードになり、「名前を入れてもらう」と「前後で比べる」は選べなくなります
- 名前を入れてもらう:チェックすると、参加者は名前を入れて投票します。チェックしないと匿名のボードになり、参加者は全員、名前を入れずに投票します。結果にも名前は出ません
- ひとことを書いてもらう:チェックすると、参加者は位置と一緒に、30文字までの一言を書けます。書かずに投票してもかまいません
- 前後で比べる:チェックすると、同じ参加者に前半と後半の2回投票してもらい、考えの変化を矢印で見せられます。くわしくは「前後で比べる」を見てください
- 締め切り:入れておくと、その時刻に投票が締め切られ、結果が表示されます。入れなくてもかまいません。前後で比べるボードでは使えません
締め切りは、つくったあとに変えられません。投票のしかたと軸の言葉、前後で比べるかどうかも同じです。
2. 参加者を集める
ボードをつくると、進行役用の画面に切り替わります。この画面のURLは、進行役だけが使ってください。参加用のURLとは別のURLなので、参加者が進行役の画面を開くことはできません。
結果を表示する や 投票をすべて消す は、ボードをつくったブラウザでだけ使えます。進行役用のURLをほかの端末(会場のプロジェクター用のパソコンなど)で開くと、マップとQRコードの表示だけができます。ボードをつくったブラウザの閲覧データを消したり、プライベートブラウズ(シークレットウィンドウ)でつくったりすると、あとから操作できなくなるので注意してください。
画面に出ているQRコードを参加者に読み取ってもらいます。プロジェクターに映すと便利です。QRコードが使えない場合は、URLをコピー や URLを共有 で参加用のURLを送ってください。
QRコードの大きさは QRコードを小さく と QRコードを大きく で切り替えられます。
3. 結果を表示する
結果が出るまで、参加者には自分の点しか見えません。ほかの人の位置を見て答えが引っ張られないようにするためです。進行役の画面には投票した人数だけが表示されます。
みんなが投票し終えたら 結果を表示する を押します。全員の画面に結果が出て、投票は締め切られます。締め切り時刻を入れた場合は、その時刻になると自動で結果が表示されます。
締め切ったあとは、画面の上に「投票を締め切りました」と、ボードが削除される日時が表示されます。
ひとことを書いてもらうボードでは、マップの下に ひとことを確認する があります。結果を表示する前に開くと、届いたひとことを手元で確かめられます。プロジェクターに映したくないものは 隠す を押してください。隠したひとことは、参加者の画面にもAI向けデータにも出ません。戻す で元に戻せます。隠す・戻すは、ボードをつくったブラウザでだけ使えます。
進行役の画面をそのまま映している場合は、一覧を開くとひとことが映ります。結果を表示する前に確かめるときは、映していない端末で開くか、投影を止めてから開いてください。
4. 結果を見る
- 四象限では、マップの四隅にある薄い数字が、その象限に入った人数です。軸のちょうど上に置かれた票は、どの象限にも数えません
- 1軸では、近い位置の票が線の上に積み上がります。線の左右にある薄い数字は、左寄りと右寄りの人数です。ちょうど真ん中の票があるときは、真ん中にも小さく人数が出ます
- 四象限では ヒートマップで見る を押すと、票が集まっている場所を色の濃さで表示します。1軸では代わりに 分布の曲線で見る があり、票の集まり具合をなだらかな山の形で表示します。点で見る で元に戻ります
- 名前は最初は隠しています。点にマウスを乗せるかタップすると、その人の名前が出ます。名前を表示する を押すと、全員の名前を表示します
- ひとことを書いてもらうボードでは、点をタップすると、その人のひとことがマップの下に出ます。進行役の画面では、結果を表示するとひとことの一覧が開きます。一覧は、象限ごと(1軸では左寄り・真ん中・右寄りごと)に分かれています。隠したひとことは「(隠しています)」とだけ表示され、中身は映りません
この表示の切り替えは、押した人の画面だけに反映されます。
5. 結果を保存する
- 画像で保存:いま画面に出ているマップを、お題と人数を添えてPNG画像で保存します。ヒートマップや分布の曲線で表示していれば、そのまま保存されます
- AI向けデータを保存:全員の位置と、象限ごと(1軸では左右や寄り方ごと)の人数を、文章のファイル(Markdown形式)で保存します。1軸では、全体の平均と中央値も入ります。軸の意味も書き込んであるので、そのまま生成AIに渡して分析や要約に使えます。ひとことを書いてもらうボードでは、隠していないひとことも入ります
- 名前を入れて保存する:チェックすると、画像とAI向けデータの両方に名前が入ります。最初はチェックが外れていて、画面で名前を表示していても、保存したものには名前が入りません。名前付きの投票があるときだけ表示されます
6. やり直す
投票をすべて消す を押すと、すべての票(ひとことも含みます)を消して、結果を隠した状態に戻します。同じお題と軸のまま、もう一度投票できます。消した票は元に戻せません。
締め切り時刻を過ぎたあとに消した場合は、もう投票できません。別の回として聞き直すときは、新しくボードをつくってください。
7. 1台の端末で投票を受け付ける(シングルスクリーン)
イベント会場などで、iPadなど1台の端末を参加者に順番に回して投票してもらうときに使います。匿名のボードでだけ使えます。前の人の名前が次の人に見えないようにするためです。前後で比べるボードでも使えません。1台を回すと、後半の票を前半の誰の票につなげればよいかわからないためです。
ボードをつくる画面で「この端末で投票を受け付ける」にチェックしてつくると、進行役の画面で暗証番号を決める欄が開いた状態になります。下の手順の2から始められます。
- ボードをつくったブラウザの進行役の画面で、この端末で投票を受け付ける を押します
- 4桁の暗証番号を2回入れて、投票画面に切り替える を押します。QRコードや進行役のボタンが消え、投票の画面になります
- 参加者は位置を選んで 投票する を押します。投票すると 次の人へ が出て、15秒たつと自動で次の人の画面(点を置く前の状態)に切り替わります。すぐ交代するときは 次の人へ を押してください
- 投票したあとにマップに触れると、自動の切り替えは止まります。ひとことを書き直したときも同じです。位置やひとことを直して投票し直すと、また15秒後に切り替わります
進行役の画面に戻るときは、投票画面のいちばん下にある 管理画面に戻る を押し、暗証番号を入れます。結果の表示や投票の削除は、進行役の画面に戻ってから行ってください。結果を表示したあとに投票画面にすると、全員の結果が表示されます。
ページを開き直しても、暗証番号を入れるまでは投票画面のままです。暗証番号を忘れると、その端末では進行役の画面に戻れなくなります。番号は忘れないように控えておいてください。
前後で比べるボードでは、シングルスクリーンは使えません。
iPadでは「アクセスガイド」(設定 → アクセシビリティ → アクセスガイド)を併用すると、参加者がほかのアプリやアドレスバーを操作できなくなり、より安心です。
8. 前後で比べる
講義や話し合いの前と後で、同じ参加者に2回投票してもらい、考えがどう変わったかを見せます。ボードをつくるときに「前後で比べる」をチェックしておきます。
- 前半の投票:ふつうのボードと同じように、参加者に投票してもらいます。進行役の画面には、投票した人数が出ます
- 後半を始める:前半の投票が集まったら、後半の投票を始める を押します。前半の投票は締め切られ、前半には戻れません。押す前に「前半の結果をみんなに見せてから後半を始める」をチェックしておくと、後半の投票中に、全員の前半の位置が参加者の画面に薄く出ます。チェックしないときは、参加者には自分の前半の位置だけが出ます
- 後半の投票:参加者は、いまの考えに近い位置に投票し直します。後半に投票できるのは、前半に投票した人だけです。ひとことを書いてもらうボードでは、ひとことは後半の投票で書いてもらいます
- 結果を表示する:後半の投票が集まったら 結果を表示する を押します
結果は、マップの下のボタンで見せ方を切り替えられます。切り替えは、押した人の画面だけに反映されます。
- 矢印:前半の位置から後半の位置へ矢印を引きます。最初はこの表示です。前半と後半の両方に投票した人だけが出ます。動きがごく小さい人は、矢印を引かずに後半の点だけを出します。1軸では、1人を1行にして横向きの矢印で並べ、人数が多いときはマップが縦に伸びます
- 前半だけ:前半に投票した全員の結果です
- 後半だけ:後半の結果です。ヒートマップ(1軸では分布の曲線)でも見られます
画像で保存 は、いま出している見せ方で保存します。AI向けデータを保存 は、見せ方に関係なく、前半と後半それぞれの人数、平均の動き、1人ずつの前半から後半への動きを書き出します。前半だけに投票して後半に投票しなかった人は、人数にだけ数えます。
投票をすべて消す を押すと、前半と後半の票をすべて消して、前半の投票に戻します。
参加者の方へ
1. 名前を入れる
QRコードかURLから開くと、投票の画面が出ます。まず名前を入れてください(10文字まで)。匿名のボードでは名前の欄は出ないので、そのまま次に進んでください。
2. 位置を選んで投票する
マップをタップすると、その場所にオレンジの点が置かれます。指を置いたまま動かすと、点もついてきます。マップの下には、選んだ位置が「〇〇寄り(強め)」のように言葉で表示されます。
1軸のボードでは、線の上の左右の位置だけを選びます。マップのどの高さをタップしても、点は線の上に置かれます。
ひとことの欄があるボードでは、30文字までの一言を書けます。書かなくても投票できます。
位置が決まったら、画面の下にある 投票する を押します。
パソコンでは、マップを選んでから矢印キーでも動かせます(1軸では左右のキーだけ)。Shiftキーを押しながらだと大きく動きます。
3. 投票し直す
結果が表示されるまでは、何度でも投票し直せます。点を動かしてから この位置に投票し直す を押してください。前の票は新しい位置に置き換わります。ひとことの欄があるボードでは、ボタンは この内容で投票し直す になり、ひとことだけを書き直すこともできます。
4. 結果を見る
進行役が結果を表示すると(または締め切り時刻になると)、全員の位置がマップに出ます。あなたの点はオレンジで、ほかの人の点は青緑です。結果が出たあとは投票できません。ひとことの欄があるボードでは、点をタップすると、その人のひとことが出ます。
5. 前後で比べるボードでは
前半と後半の2回投票します。前半に投票したら、進行役が後半の投票を始めるまで待ちます。それまでは、前半の投票をし直せます。
後半が始まると、あなたの前半の位置が薄いオレンジの点で出ます。進行役が前半の結果を見せることにした場合は、みんなの前半の位置も灰色の点で出ます。いまの考えに近い位置を選んで、もう一度 投票する を押してください。ひとことの欄は後半にだけ出ます。前半に投票していないと、後半には投票できません。
結果では、前半から後半への動きが矢印で出ます。あなたの矢印はオレンジです。
ご利用の前に
たちいちは、ワークショップや会議などの場で手軽に使うことを想定しています。そのため、次の点はあえて簡単なしくみにしています。
- ログインはありません。参加用のURLを知っている人は、誰でも投票できます
- 1人1票は、ブラウザに記録した情報で区別しています。別のブラウザや端末で開くと、もう1票投票できてしまいます
- ボードのデータは、受付を終えてから(結果を表示するか、締め切りを過ぎてから)2週間で自動的に削除されます。受付を終えていないボードは、つくってから30日で削除されます。結果を残したいときは、削除される前に「画像で保存」や「AI向けデータを保存」で保存してください。削除されたボードを開くと、削除されたことが表示されます
- 削除されるまでの間、ボードのデータはサーバーに残ります。進行役が隠したひとことも、画面に出ないだけで残っています。個人を特定できる情報や、人に知られたくない内容はお題や名前、ひとことに入れないでください